オパール探し

 

 【8月11日】

 

   今日はいままでに感じなかったものを感じた。というのは、こんなに何もない所だと、特に人に

  目立とうとかという気持ちがなくなるということだ。 “一日一日が幸せに暮らせたらそれでいい”

  そう感じた。人より派手な服を着ようが、着ていまいが全く気にしない・・・といった感じだ。

  かといって、無関心また、冷たいという訳ではない。話しかければ、すぐに話に乗ってくれるし、

  困ったことがあれば気楽に応じてくれる。言わば、“日本の田舎”のようだ。都会のように人が多く

  集まると、ロクなことはない。やはり田舎が一番いい。    こんなに何もない所で何が楽しい

  だろうかと思うだろうが、家族の団らん、また、自分の仕事をきちんとやる。(やる時は真剣に)。

  とにかく平和なところだ。

 

   今日は、バスツワーによる“一日観光”をした。5ドルと高かったが、内容はまあまあだった。

  オパールがどういった所にあり、どんなぐあいにカットされ店に出るのか。そのあらすじを現場で

  説明してくれた。良かったと感じたのは石室の教会であった。独特の雰囲気があった。また、幸運にも

  掘削場でオパールを探すことができた。  一人でヒッチハイクで旅をしている女の子に会ったが、

  スキがないところはさすがだと思った。

 

 

 

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