【8月05日】
アンデスの山頂
10時44分、6℃。今私は、アンデスの山頂に居る。
アンデスの山々の人々に別れを告げようとしているのだ。アンデスの人々は、とても優しかった。
また、色々な出会いや交通事故・・・・ 見た目では貧しそうに見えても、ひそかに平和に暮らしていた。
特に女性はとても感じが良かった。『もう二度と、この地に来ることはない』と思うと寂しい。でも、
ここでの数々の思い出は決して忘れない・・・・“アデオス、アンデスの山々に住む人々よ”「ムチャ・
グラシアス」(どうもありがとう!)
凄い下り坂だった。途中、犬が吠えまくり側に寄って来るのには、参ってしまった。もう少しで、
反対車線から来る車とぶつかりそうになった。ああいうのは非常に困る。また、道も所々に窪みがあり、
避けて走るのはとても大変だった。
ここのレストランに着いたのは、午後3時30分頃だった。庭に広いスペースがあったので、食事を
終え、テントの件でお願いすると、すぐ「ok」してくれ、結局、部屋のソファーを提供して下さった。
本当にほっとした。レストランは安心出来るし結構設備も整っているので助かる。さっそく、洗濯をやり
みんなにオーストラリアの写真を見せ、笛を吹いたり、“この広い野原いっぱい”をギターで歌って披露した。
とても喜んで下さった。
午後8時で19℃。やはり低地は暖かい。また、今日は、アンデスの頂でインディオの少年二人と会った。
身に付けていたのは、ブイチョ、そして、帽子はソンブレロと言っていた・・・あどけない二人だった。