【12月23日】
今日はみきちゃんが、オーストラリアをオートバイで一周したという真由美さんという女性を
連れて来た。彼女は、目がとても輝いていた。本当にそれは、旅を愛し自然とのふれあいの中に
生きていることの素晴らしさを感じさせるものだった。
彼女は日記を几帳面に付けていた。感じた海や場所を絵に残していた。素晴らしいアイデアだ。
このような記録は、時は流れても忘れることはないだろう。私は彼女に、「どうか、本でも出して
同世代の女性たちに、そのことの素晴らしさを教えてあげてほしい」と言った。(*その後、彼女
は、本を出版しました) 彼女の夢は、民宿のおばさんになること・・・本当にぴったりだと
思う。名前も考えていて“タイム・ハウス”・・・時を忘れて、この中だけは自由に楽しく過ごそう
というのである。
すっかり私のフラット(アパート)も、まるで日本からシドニーに来る人にとって、非難小屋
みたいになったものだ・・・・JACCのメンバーを含め、これまでに私を訪ねて来た者をあげれば
四人ほどいる。嬉しいことだが、やはり私一人だけのフラットではないから、私の思う通りには、
出来ない。カークが来たら、ちいちゃんが旅行から帰って来るまでの居候はいいけど、それ以降は
無理だということを言うつもりである。とにかく、“オーストラリア一周”から帰って来たら、
祝ってあげよう。