【6月16日】
公園でキャンプしていると、あどけない女の子が寄って来た
素晴らしい思い出が、また一つ出来た。昨日泊めて下さったロッドさんの好意で、朝からコンロ用の
ホワイトガソリンを売っている店を探してくれ買うことが出来た。ホワイトガソリンはアメリカでは
あまり使わないとのこと。なぜなら、ほとんどプロパンを使うからだそうだ。また、私の母にと
星型のオパールをくださった。本当にありがとう。
地図は、その地方地方で購入するのがベターだ。実に詳しく載っている。
途中、6号線を上って行くと、エリー湖が左側に見えてきた。ミシガンから来たという実感だ。
湖を見ながらのサイクリングは実にいいものだ。風も少し強かったが気持ちがいい。
ローレインに着いたのは17時30分頃だった。
キャンプする場所を探し回っていると、公園でキャンプしている人がいた。「ここで、キャンプしても
いいか」と尋ねると、即「OK」の返事が返って来た。また、子供たちがたくさんいて、邪魔をするのか
と思っていたら、それがすっごく、いい子ばかりで、みんなと色々話した。「大きくなったら、君も
世界一周にトライせよ」と言ったようなことである。
日本のコインを子供たちにプレゼントしたり、約10人ほど集まったので、みんなで写真を撮ったり
した。
・・・・・夕食を終え、そうこうしていると、今度は、どこからともなく新聞記者が取材にやって来た。
誰かが電話でもしたのだろうか?
突然の取材に少し驚いたが、今までの経験もあるので、すぐ冷静さを保てた。片言の英語で、この旅の
意義やスケジュールを話した。「アメリカを、どう思うか」ということについては、「皆とても親切に
してくれるので嬉しい。それに芝生がどこも美しい」と言った。約30分の取材は終わり、明日の新聞に
載ると言ってくれた。(*約束通り、新聞に載りました)
どこからともなくやって来た新聞記者。私は正直、今の自分ではまだ、不十分と感じ、そういう気は
無かった。また、こうしたことは、自分から行くものだとばかり思っていたので、突然のことで本当に
嬉しくラッキーだと思った。これからは、もっと自信を持って行こうと思う。
いい思い出の日だった。 “世界一周の神髄、ここにあり”
集まって来た子供たちと