【6月17日】
お世話になった家族と
途中、水をもらいに民家に寄ると、サンドウィッチをよばれた。 「私の自転車に乗せてくれないか?」
と言うので乗せてあげたが、やはり嫌なものだ。というのも部品は日本にしかないし、郵送してもらう
にしても時間がかかるからだ。
また、すれ違う人が私の載っている新聞を見てか、「グット・ラック」と声を掛けてくれる。「ハ〜イ」と
声を掛けると皆良く返事をしてくれ、本当に気持ちが良い。
ウィローフィに着くと、すぐ雨が降り出した。ちょうどマクドナルドがあったので、そこで夕食を取り、
その近くでテントを立てられる場所を探していると、ある民家が広い庭でパーティーをしていたので、
テントを立てさせてくれるようお願いした。ここでは、子供たちが大勢いたので、日本コインとか折り紙を
折ってあげると、お返しに十字架のお守りまで戴いた。
・・・・考えてみると、オーストラリアでの旅とは、全く違った旅だ。初心に帰ったことが良かったの
かも知れない・・・・心を広げると、誰もが素直に心を広げてくれる” 私は、決してこのことを忘れては
ならない。