【7月5日】
いい天気だ。雲ひとつない。だが、昨夜はダンプの音や雑音で良く眠れなかった。体調はもうひとつだ。
今日は約80km先にあるバーまで行く。途中、地図にはないバーがあったので寄ってみた。
中には子犬と一人のウェイトレスがいた。犬があまりにも可愛いので、ビスケットを買って与えている
と、ウェイトレスが何やら英語で怒っている。何と怒っているのか「Why?」と尋ねたが、聞いたこと
もない英語がいっぱい出てくる。なおかつ、方言訛りだからなおさらだ。いつまでたっても怒っている
ので、とうとう辞書を開いての翻訳となった。紙に書いてもらって一語ずつ調べていくと、どうやら分か
った。つまり、「勝手に犬に餌をやるな」ということだったのだ。たいして怒ることでもないじゃないか。
それからというものチャンスとばかりに英語の勉強を行った・・・・そして、ただひとつ分かったことは、
オーストラリアで一番利口な犬は“シェパード”ということだった。見ると、子犬はシェパードだったが
本当なのだろうか。