【8月11日】
お世話になった日系レストランの人たち、そしてJACCの仲間と
今日は、7時に砂漠を出発。皮肉なもので、200m先にレストランがあった。峠を上りきった所で
ペルーに住む日系人から「トラックに乗らないか?」と日本語で言われた。 が、やはり、リマまでは
走りたい。コロンビアのあの坂を上ったからには、少しくらいの辛さも耐えなくてはいけない。
12時を廻ったところで、砂漠の真ん中にレストランがあった。最近あまり、いいものを食べていない
ので思いっきり食べた。肉スープと飯。日本で言えば、肉野菜炒めだ。味は不思議なほど似ている。
南アメリカは、国によって色々な顔をしている。実に面白い所だ。この辺は、水は給水に頼っている。
翌日、モービルのガソリンスタンドがあったので、地図が置いてあるか尋ねてみようと、店の中に
入ってみると、何と日系人経営の店だった。
・・・・ジュースを飲んでしばらくしていると、三人の娘が話しかけて来て、突然、刺身が出て来て、
ビールも出て来た・・・・あまりにも突然のことなので、驚いてしまい、最初は何がなんだか分からない
ほどだったが、ラッキーなことに、“今日は娘さんの誕生日”ということだった。
すっかりお世話になり、シャワーも浴びさせてもらった。(シャワーといっても、水桶から水を汲んで
体に浴びるだけのものだが) すっきりした。本当にありがとう。
また、今日は、偶然にもJACC会員の二人に会うことができた。
噂は、JACCの機関紙(ペダリアン)で聞いていたが・・・彼らは、もう先に行っているものと思って
いたが、キトで10日ほど滞在していたとのこと。それで会うことができたのだ。
彼らは、毎日ホテルに泊まっているとのこと。私には信じられない。ボゴタで、ひどい目に遭って以来
だそうだ。