【3月17日】

 

   いよいよヨーロッパへ出発である。JACCのみんなの見送りを受け、スムースに飛行機に乗ること

  が出来た。今を思えば、昨年のボゴタに飛んだ時のことを思い出す。あの時は、本当に不安であった。

  だが、隣に英語を話せる女性がいたので、ほっとしたものである。あれから半年以上の歳月、今は

  それほど実感は湧かない。あの時とうって変わって白い肌の金髪の人達ばかりだ・・・・。

   やはり、南米に行くのとどこか違うような、全く違った世界、人種の国へ行くのだという感じがする。

  今は、新しい期待と、ここまで来れた自分自身を祝福したい。

 

   翌日、パリに着いたのが午後1時頃。ボゴタに行った時とは全く異なった雰囲気だ。町全体としても

  のどかで、「安全」という感じがにじみ出ている。また、観光者慣れしているせいもあろう。

  ボゴタの時のように、じろじろと見る人もいない。

 

 

 

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